新型コロナウイルス感染症の急激な拡大の中でAmazonはお客様に必要な商品を安全にお届けするために努めていますが、サステナビリティがAmazonにとって引き続き最優先事項であることに変わりはありません。Amazonは2019年秋に、元国連気候変動枠組条約事務局長のクリスティアナ・フィゲレス氏と共同で気候変動対策に関する誓約 (The Climate Pledge)を発表しました。それ以来、Amazonサステナビリティ・アンバサダー・グループに参加している4,500人以上の社員を含む何千人ものスタッフの献身的な努力により、数多くの重要な取り組みを大きく前進させることができました。

4月下旬、Amazonは、1億ドルの「Right Now Climate Fund」の一環として、持続可能な林業、野生生物、自然を世界中で保全、回復、支援するために1,000万ドルを拠出することを発表しました。この基金の最初の取り組みとして、米国の自然保護団体The Nature Conservancyの協力のもと、アパラチア山脈の家族経営の森林所有者を支援し、森林の回復と保全、野生生物の保護、大気中から何百万トンもの二酸化炭素を除去する取り組みを支援するために新たな資金源を創出します。これは、この地域で行われる様々なプロジェクトの第一弾となります。

アパラチアン山脈の森林
AmazonはThe Nature Conservancyと協業し、米国アパラチアン山脈の森林所有者の家族を支援するため1,000万ドルの約束をし、大気から数百万メートルトンのCO2を取り除くために取り組んでいます。
写真: The Nature Conservancy提供

先日、Amazonは新しい電気配送車のデザインと機能の第一弾をお届けしました。「気候変動対策に関する誓約」の一環として、Amazonは、米国ミシガン州に拠点を置く電気自動車メーカーであり、自動車技術企業でもあるRivian社から10万台の電気配送車を受注したことを発表しました。早ければ2022年までに1万台の電気配送車を導入し、2030年までに、予定している10万台をすべて稼働させることで、年間数百万トンの二酸化炭素排出量を削減する計画をしています。

Amazonは2024年までに、自社事業で使用する電力の80%を再生可能エネルギーに切り替え、2030年までに100%にすることを約束しています(現在、100%の目標実現を2025年に前倒しする新しい計画に取り組んでいます)。Amazonでは、この目標を実現するために、さまざまな新しいプロジェクトを立ち上げています。今年の初めには、米国バージニア州のピットシルベニア郡に新しく太陽光発電所を建設し、第二本社、Amazonが運営している物流拠点のフルフィルメントセンターおよびホールフーズ・マーケットなどの事業に電力を供給することを発表しました。また、オーストラリア、スペイン、スウェーデンのほか、米国以外の地域での新しい再生可能エネルギー・プロジェクトも発表しており、合計86件の再生可能エネルギー・プロジェクトを通じて2,300MW(メガワット)以上を発電し、年間640万MWh(メガワット時)以上のエネルギーを供給する予定です。

また、包装廃棄物の削減に向けたプロジェクトも継続的に推進してきました。Amazonの「フラストレーション・フリー・パッケージ」プログラムでは、メーカーに対して、Amazonの箱を使用しなくてもすぐに出荷でき、開封しやすく、100%リサイクル可能な包装で商品を梱包することを推奨しています。2015年以降、Amazonは出荷時の梱包材の重量を33%削減し、約15億個の出荷用段ボール箱に相当する80万トン以上の梱包材を削減しています。

また、お客様の注文に対して最適な包装を選択できる機械学習アルゴリズムを開発しました。さらに、Amazonのパッケージング・ラボにて、完全にリサイクル可能な紙製のパッド入り封筒を新たに米国で開発しました。同時に、お客様がさまざまな種類のパッケージや古い電子機器を、自身のコミュニティ内でリサイクルする方法や場所を簡単に見つけることができる、Amazon Second Chanceのというサービスも米国で提供しています。

やるべきことは未だ多くあり、気候危機に私たちは未だに直面しています。新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の中、グローバルで社会的・産業的な活動に変化が起きたことで、大気汚染レベルが大幅に低下し、低炭素の未来の姿を垣間見ることができました。Amazonはこの機会を利用して、そこから学び、気候変動との戦いで行動を起こしています。

4500人以上のAmazonのサステナビリティ・アンバサダー
これは、世界中のAmazonスタッフの情熱的なサポートなしには実現できませんでした。Amazonのサステナビリティ・アンバサダー・グループ*1には、4,500人以上のAmazonスタッフが参加しており、どうすればAmazonが地球を守るリーダーとなれるのか、Amazonのチームが環境や社会への影響に直接対応しようとしている取り組みを拡大できるかについて、アイデアを共有しています。アンバサダー・プログラムは2017年に、米国と欧州のオフィスと物流拠点から始まりました。現在では、米国をはじめ、日本、欧州、オーストラリア、シンガポール、インドなどで160以上のチームが参加し、同プログラムは拡大を続けています。

*1サステナビリティ・アンバサダー・グループ: 環境に配慮した意識や行動を促進・達成していくことによって、サステナビリティに関連した取り組みを実行し環境意識をAmazon全体に浸透させることを目的とした有志社員のグループで、日本でも活動しています。オフィスの紙コップの利用をなくすことから、照明や空調による使用電力の削減、環境に関連する社内・社外イベントの実施など多岐にわたる取り組みをしています。

Sustainability Ambassadors

サステナビリティ・アンバサダーは、世界各地のオフィスや事業所で、エネルギー効率、廃棄物削減、リサイクルへの取り組みにおけるプロセスや仕組み、幅広い文化的な変化を促進することに重点を置いています。米国、日本、英国、ドイツ、コスタリカでは、Amazonのチームが「ゼロカップ」*2に挑戦し、使い捨てカップの削減に取り組んでいます。また、ルクセンブルクとチェコ共和国のAmazonのスタッフは、食の持続可能性に関するワークショップを開催しています。これらの取り組みを通じて、人々の行動に変化をもたらすことができると信じています。アンバサダーがプロジェクトを展開していく中で、Amazonはこれらの取り組みの影響を測定し、ベストプラクティスを把握することで、この素晴らしい取り組みを継続的に進化させ、迅速に適用していきます。
*2ゼロカップ:オフィスから使い捨てカップを無くし、くり返し利用できる「マイカップ」の促進を目標とした取り組みです。アマゾンジャパンだけで、毎年200万個以上の使い捨ての紙コップが使用されており、これは10.2トンのごみ、また612本に相当する木が使われています。アマゾンジャパンでは入社時に、環境にやさしい再利用可能なマイカップが支給されます。

Amazon全社のチームから寄せられたアイデアや洞察、そしてそこに注がれたエネルギーに感謝するとともに、ここ数週間、在宅勤務をしながら、上記のビデオを制作するために、自らを撮影し、業務について語ってくれた社員を含む、サステナビリティ・アンバサダーの皆さんに心からエールを送りたいと思います。

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