Amazonは、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。その一環として12月16日(水)に行われたのが、「Amazon Delivering Smiles 贈呈式」です。今回のイベントには、NPO法人キッズドアの渡辺由美子理事長と11人の子どもたち、さらにゲストとしてテレビなどで幅広く活躍するタレントのユージさん、ドリブルデザイナーの岡部将和さんにもご登壇いたただき、アマゾンジャパン合同会社バイスプレジデント 渡辺朱美とともに、子どもたちの手にAmazonからのプレゼントを届けました。

「Delivering Smiles(デリバリング・スマイルズ)」は、多くの皆様に笑顔をお届けすることを目的にAmazonが世界各国で実施しているキャンペーンです。その一環として、2020年のホリデーシーズンには、Amazonが各国の1,000拠点以上、日本では60以上の団体・施設への応援物資や支援金の寄付を行います。

また日本では、物資の支援を必要としている各種団体・施設の「ほしい物リスト」をAmazonのサイト上で公開し、プログラムの趣旨にご賛同いただける方々から支援を募る、「Amazon『みんなで応援』プログラム」も実施しています。経済的困難を抱えるご家庭の子どもたちに学習支援などを提供するNPO法人キッズドアのほか、全国250ヵ所以上の拠点で社会貢献活動を実施している公益財団法人 日本YMCA同盟、新しい家族を待つ保護犬・保護猫を飼育する動物保護施設など、160以上の団体・施設が「みんなで応援」プログラムに参加し、「ほしい物リスト」を公開しています。そして、贈呈式にご参加いただいたNPO法人キッズドアなど60の団体・施設に、「Delivering Smiles」の一環として、Amazonによる物資と支援金などの寄付も行なっています。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

贈呈に先立って挨拶をしたユージさんと岡部さん。普段からAmazonをたくさん利用されているというお二人は、社会貢献活動にも強い興味を持たれているそうです。愛犬家だというユージさんは「僕は犬を2匹飼っているのですが、1匹は、保護施設を見学させていただいて、出会った子です。人目につかずどんどん生まれている恵まれないワンちゃんたちがたくさんいることを知り、そういう子を助けたい想いが生まれました」と熱く語りました。岡部さんも、「東日本大震災の被災地をはじめ全国各地で活動し、ドリブルやサッカーを通して子どもたちにチャレンジすることの大切さを伝えています」と語りました。

「みんなで応援」プログラムにも賛同してくださっているというユージさんと岡部さんは、お二人の経験を元に想い想いの商品を、プログラムを通して寄付してくださいました。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

ユージさんは、幼い頃に両親が離婚し、経済的に豊かではない時間が長かったそうです。「絵を描いたり折り紙をしたり、自分磨きをする時間はたくさんあって、それはとても楽しくて。あのときの経験のおかげでいまの自分があると思っています。だから、もし子どもの頃の僕のような境遇の人が一人でもいたら、何か応援してあげたいです」と真剣な表情で語るユージさん。その彼が実際に寄付したのは、オンライン学習にも使えるヘッドセット、プリンター、学習玩具、絵本、フィナンシェクッキー。学習する子どもはもちろん、周囲の大人も使える、という観点から選んだプレゼントでした。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

続いては、「ドリブルを通して、チャレンジする心を伝えたい」という岡部さん。しかし、ずっと一人だけの力でチャレンジしてきたわけではないといいます。「僕自身、『ドリブルデザイナー』というこれまでになかった仕事をしています。僕のことを応援してくれる人たちがいるから、僕は今ここに立てているので、僕からも応援できる人がいるのであれば是非したいと思っています」と、「みんなで応援」プログラムへの想いを語ってくださいました。実際に贈ったものは、「子どもたちが笑顔になるものといえば、やっぱりおいしい食べ物だなと思いました!」ということで、ミカンや蜜焼き芋といった冬が旬の食べ物。心のこもった贈り物を受け取った子どもたちには、冬のおいしい想い出ができるのではないでしょうか。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

そしてついに、本日のメイン「Delivering Smiles」の贈呈式。「将来の夢への一歩になる、好奇心を育む」ことをテーマに選び抜かれたプレゼントは、「Fire 7 タブレット キッズモデル ブルー (7インチディスプレイ) 16GB 」や「Fire HD 10 タブレット ブラック (10インチHDディスプレイ) 32GB」、プログラミング玩具やサッカーボールといったアイテムです。緊張した面持ちで壇上に上がった子どもたちでしたが、プレゼントを受け取ると大喜び、笑顔があふれました。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

キッズドアの渡辺由美子理事長からは「2020年は、子どもたちにとっても大変な年でした。幼稚園や保育園、学校に行けない。学校が始まってもみんなと楽しく話せない。運動会などの行事もなくなってしまう。こんな年だったからこそ、冬休みやクリスマスは、子どもたちに楽しく過ごしてほしいと願っていました。そこで、全国の子どもにプレゼントを届けたいと思いましたが、どうすればいいかわからない。そこで10月28日にこれまでも支援をいただいていたAmazonさんへ相談をしたところ、「Delivering Smiles」で支援したいと言っていただいて。しかも、子どもたちはこうしてユージさんや岡部さんとお会いすることもできて、とても喜んでいます」とのお言葉と、こちらも嬉しくなるような笑顔をいただきました。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

プレゼントを喜んでくれたキッズドアの子どもたちからは、手作りのクリスマスリースをお返しでいただきました。世界各国の言葉で「ありがとう」が書かれたカラフルなリースを受け取った岡部さんは「手作りのものは、作った人の想いが詰まっているので大好きです。大切にします!」と笑顔を浮かべ、イベントが進めば進むほど、会場内は皆の笑顔に包まれていきます。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

このあと、岡部さんが華麗なドリブルを披露したり、子どもたちの質問に答えたり、ユージさんが岡部さんから「マジカルエイト」という技を教わる講座も開かれました。そのなかで印象的だったのは、岡部さんのテクニック以上に、「言葉」でした。
「尊敬する選手はいますか」と聞かれ「(元アルゼンチン代表)パブロ・アイマール選手」と答えた岡部さん。その理由は、アイマール選手のマインドにありました。「アイマール選手は、確かにプレイは上手いし、綺麗ですが、何より周りがミスをしても責めないところが好きですね。アイマール選手は、味方がパスミスをしたら“ごめんね。僕の足が速ければ届いたよ”って言うような人なんです」。アイマール選手ほどの方がミスを許容する空気を作れば、周囲の選手たちはより前向きにチャレンジができます。そして「チャレンジする心」は岡部さんの座右の銘。なるほど、納得です。

また、ユージさんが「マジカルエイト」に挑戦しようとする際には、岡部さんは子どもたちに向けてこんなメッセージを投げかけました。「僕が伝えたいのはひとつだけ。大切なのは、“できるかできないか”ではなく、“やるかやらないか”。やってできなかったのは、失敗ではなくて、“成功のかけら”です。それをユージさんに見せてもらいましょう!」。「マジカルエイト」は、異なる8回のボールタッチを繰り返す難易度の高い技。ユージさんは「難しい」と口にしながらも、短い時間のなかで少しずつ形にしていきます。最後は、岡部さんのお手本を見ずに、最後までボールを運べるようになっていました。挑戦したユージさんは、「岡部さんは優しく教えてくれるし、失敗しても怒らないからやりやすいですね」と嬉しそう。子どもたちにも、岡部さんの「チャレンジする心」は伝わったのではないでしょうか。

ホリデーシーズンに笑顔を届ける、AmazonのDelivering Smiles
ユージさん、岡部将和さんと共に、キッズドアの子どもたちにプレゼント

イベント終了後には、ユージさんから直筆のイラストとサインが書かれた色紙が、岡部さんからはサイン入りのフットサルボールがそれぞれサプライズで子どもたちにプレゼントされるなど、笑顔が絶えないままイベントは終了しました。

普段お客様の笑顔を直接目にする機会が少ないAmazonにとって、この日のイベントは特別なものとなりました。これからも、日本、さらには世界に笑顔をお届けするため、Amazonは「Delivering Smiles」を続けていきます。