2020年7月31日。岡山県総社市とAmazonは、総社市内の障がい者の皆さんが働く就労支援事業所が製造する総社デニムマスクをAmazonで販売することを発表しました。2017年に開業したAmazonの西日本エリアの物流拠点である岡山フルフィルメントセンター(以下、岡山FC)は、2018年から同市の「障がい者雇用事業千五百人雇用プロジェクト」に参画し、地域が抱える課題解決のための交流を続けています。

今回の販売に向けて、同市の総社デニムマスク実行委員会はAmazonの出品プログラム「Amazonマーケットプレイス」と、Amazonの物流拠点であるフルフィルメントセンター(FC)に納品された商品の保管、注文処理、梱包、配送、カスタマーサービスをAmazonが行う「フルフィルメント by Amazon(FBA)」のサービスを活用します。それにより、同市就労支援事業所の受注や発送にかかる負担を軽減すると同時に、ご注文いただいたお客様に商品を速やかにお届けすることができます。

発表会の壇上で、総社デニムマスク実行委員会坪井直人委員長は、同市の就労支援事業所がAmazonと出会うまで抱えていた問題を説明しました。

「私たちが製造するデニムマスクは、販売に関する人員不足に悩んでいました。特に1枚1000円という販売価格の中で、発送のコスト増が継続することによって、障がい者の皆さんの賃金が減ってしまう恐れがありました。しかし、岡山FCとフルフィルメントby Amazonの担当者の皆さんに、とても親切に相談に乗っていただき、コスト構造の改善が進みました。これで障がい者の皆さんのお給料を上げていくことができます。また、これまでは発送までの所要時間が1ヵ月もかかっていたため、キャンセルも多かったのですが、今は最短で1日でお届けすることができます。こんなにもうれしいことはありません」

岡山名産のデニムで作られた総社デニムマスク
岡山名産のデニムで作られた総社デニムマスク
写真: 総社市提供

Amazonの岡山FCサイトリード高尾昌樹は、Amazonのサービスを活用いただくことで総社市の就労支援事業所にとってどのように貢献することができるかを説明しました。

「今回、FBAをご活用いただくという私どもが最も得意とする物流面でのソリューション提案によって配送コストが下がり、就労支援事業所様の利益率が大幅に上昇する見通しが立ちました。また、これまでは、多くの作業者の方々が荷造りや発送のために時間を費やしていましたが、そのほとんどをAmazonに委託いただくことで、製品の製造に専念できる労働環境作りも実現できました。総社市の障がい者の皆さまのビジネスが促進されることをとても誇りに思います」

また、デニムマスクの製造と販売を支援する、総社市片岡聡一市長は次のように話しました。

「総社市の独自政策である『障がい者千五百人雇用事業』は、新型コロナウイルスの影響により障がい者の皆さんの仕事が奪われてしまうという危機にさらされていました。しかし、総社市で1,000人以上働く障がい者の皆さんが立ち上がり、地域の連携によってデニムマスクが誕生しました。この製品は、岡山県の地場産業であるデニム生地を用いて、一生懸命に制作されています。想いのこもった製品が、Amazonを通じて全国、さらには世界を見据えた展開ができることは、製造するすべての人々にとって誇りであり,新たな挑戦への原動力になるものと期待しています」

今後もAmazonのFCは、社員一同が、コミュニティ活動に積極的に参加して地域の課題解決に協力をしていきます。また、在庫保管、注文処理、梱包、配送、カスタマーサービスをまとめてお引き受けするFBAをご活用いただくことで全国の中小規模事業者様のさらなる事業の成長を支援していきます。

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