2019年3月上旬、神奈川県川崎市に立地するアマゾンジャパンの物流拠点「川崎フルフィルメントセンター」(以下、川崎FC)は、同じく川崎市をホームタウンとするプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」と、現場の作業効率や職場環境の向上について意見交換を行う交流会「Amazon safety & kaizen session」を開催しました。

川崎FCと川崎フロンターレは2019年1月、「コミュニティパートナー」となって共同で地域貢献活動を推進していくことを発表しました。今回はその取り組みの第一弾です。

テーマとなったのは、「5S」と「カイゼン」です。「5S」とは5つのS(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)を指し、職場環境の維持と向上のために用いられるスローガンです。また「カイゼン」とは作業の効率や安全性の確保を見直し、現場の作業者が中心となって問題解決を図っていく活動のことです。

アマゾンジャパンの川崎FCは、可動式の商品保管棚「Amazon Robotics」を日本で初めて導入するなどの先進的な取り組みによって、効率的かつスピーディな入出荷を実践している物流センターです。また、生鮮品から日用品までを最短4時間で届ける「Amazonフレッシュ」サービス専任チームを有するのも同センターの特徴であり、倉庫管理のプロフェッショナルと最新鋭の設備が揃っています。

プロサッカーチーム「川崎フロンターレ」と企業間交流会
作業工程の説明を受ける藁科社長

まずは3月4日、川崎フロンターレのクラブスタッフを川崎FCに招待しました。川崎フロンターレの藁科義弘 代表取締役社長を含む10 名のクラブスタッフに向けて、川崎FCの見学ツアーを実施。Amazonの「5S」や働きやすい職場環境づくりのための「カイゼン」の事例を紹介しました。

ツアー後には、同センターのカフェテリアでランチ懇親会を開催。意見交換の場を設け、川崎フロンターレのサポーターの方々の利便性向上を目的としたチーム運営の「カイゼン」について、参加者同士で活発なディスカッションを行いました。

続く11日には川崎FCのスタッフが川崎フロンターレの資材倉庫を訪問。川崎FCの安全管理部門の担当者、商品の棚入れ部門の担当者など4 名のスタッフが、探している物がすぐ見つかるように整理整頓する方法などの「カイゼン」のアイデアを川崎フロンターレに向けて提案しました。

アマゾンジャパンでは、こうした川崎フロンターレの倉庫管理へのアドバイスを継続して行っていき、効率的な運営をサポートすることで、地域貢献につなげていきます。

プロサッカーチーム「川崎フロンターレ」と企業間交流会
ともにお客様の利便性向上のためのさらなるスキルアップを決意!

川崎フロンターレの代表取締役社長、藁科義弘氏は「交流会を通じてAmazonの貴重な知見を共有いただき、大変感謝しています。今回の学びは、サポーターの皆様がより安全に楽しめるようなスタジアム運営に応用するなど、さらに上を目指したチームづくりに生かしていきたいと思います。Amazonと私たちは、共に地域貢献活動を行うコミュニティパートナーとして、今後も積極的に共同プログラムを行っていきます」とコメントしました。

また、川崎FC の責任者であるサイトリードの梶山浩史はこう話します。「Amazon がFCで日々実践している安全や5S のノウハウ、カイゼン文化で地域に貢献できることは、従業員にとっても大変誇らしいことです。これからも地域社会の一員として、働きやすく安全な職場づくりを地元の皆様に紹介してまいります。」

今後もAmazon は川崎市に拠点を構える企業として、地域に貢献するコミュニティ活動の推進と社員が働きやすい環境づくりに取り組んでいきます。今後の川崎フロンターレとAmazonとの共同活動の内容は、引き続きDay One Blogで紹介していきます。