スタートアップから政府機関まで幅広く使われているアマゾン ウェブ サービス(AWS)が、2011年に日本に上陸してから大きく成長してきた背景に、ユーザーのコミュニティがあることはご存知でしょうか。

 最先端の技術に関わる開発者として、情報やアイデア、悩みなどを他の人と共有する場が欲しいという想いはつきものです。昨年1年間で1,430ものサービスや機能を新たに追加したAWSの開発者ならば、一層強いであろうそうした想いに支えられているのが、JAWS-UG(AWS Users Group – Japan)です。

 JAWS-UGは、AWSのユーザーが学びや交流を目的とした勉強会やイベントを行うコミュニティで、日本全国に広がる50を超える支部が、ボランティアによって運営されています。スタートアップから大企業まであらゆる組織の、初心者から経験豊富な開発者、経営者にいたるまで様々な人々が集まるイベントを行っていて、3月には東京で年次イベントJAWS DAYS 2018も行われました。

 今回で6年目の開催となるJAWS DAYS 2018は、過去最大規模のイベントとなり、AWSという共通言語でつながった1400人以上が熱く盛り上がりました。「no border」という今年のテーマの通り、日本の女性ユーザーグループや、上海やバンコク、台湾のユーザーグループ、韓国の大学生のユーザーグループなどもセッションを行い、AWSコミュニティの多様性が感じられるイベントとなりました。

JAWS DAYS 2018の様子
JAWS DAYS 2018の様子

なぜ、ここまで熱いコミュニティができあがったのでしょうか。JAWS DAY 2018のために来日したAWS初のエヴァンジェリスト、ジェフ・バーはこう語っています。

「JAWS-UGのコミュニティやイベントに参加している人は、みんな上司に言われて参加している訳ではありません。自分が行きたいから参加しているのです。世界的に見ても、日本のJAWS-UGが一番コミュニティとして盛り上がっているので、この熱を海外にも広めたいと思っています。どうやってコミュニティを盛り上げるか悩んでいる企業があれば、ぜひJAWS-UGのメンバーに聞いてみると良いと思います」

「JAWS-UGのコミュニティやイベントに参加している人は、みんな上司に言われて参加している訳ではありません。自分が行きたいから参加しているのです。世界的に見ても、日本のJAWS-UGが一番コミュニティとして盛り上がっているので、この熱を海外にも広めたいと思っています。どうやってコミュニティを盛り上げるか悩んでいる企業があれば、ぜひJAWS-UGのメンバーに聞いてみると良いと思います」

 「AWSを使ってみようか悩んでる」、「クラウドについてもっと学びたい」、「良いアイデアを共有したい」、「ゆるく交流したい」など、少しでも興味を持った方がいれば、ぜひお近くのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。

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