2月2日から4日までの3日間、目黒のAmazonオフィスを会場にして、「IT・プログラミングキャンプ」が開催されました。対象は広尾学園の中学生と高校生で、合計82名の生徒が参加しました。

プログラムの内容は、3日間のキャンプの中でアプリやゲームなどを開発、制作するというもの。コースは全部で7つで、iPhoneアプリプログラミング、Androidアプリプログラミング、Webデザイン、Unity®ゲームプログラミング(3D)、映像制作、デジタルミュージック、Maya 3DCG です。参加者は好きなコースを選び、チームごとに分かれて制作を行います。

学ぶ楽しさを知るプログラミングキャンプ
会場の様子

参加者の中には、プログラミングがまったく初体験という中高生います。でも心配はいりません。それぞれのチームには、専門のトレーニングを受けた「メンター」と呼ばれる大学生のインストラクターが付いており、参加者を細やかにサポートする仕組みです。色とりどりのTシャツを着た参加者とメンターたちがAmazonオフィスに集まり、真剣な表情で制作を進める光景はまさに圧巻でした。

最終日の3日目には、完成した作品を各自チームメンバーの前でプレゼンテーションする「共有会」が行われました。制限時間はひとりにつき1分間。自分の作品のデモを流しながら、制作意図や特徴、工夫した点などを順番に発表していきます。

たとえば「Webデザイン」のチームでは、「自分の好きなフォントを選んで、そのフォントのイメージに沿ったページを作る」というユニークなWebサイトが発表されました。スクロールに合わせて背景の色がグラデーションで変化したり、「涙」の文字に水滴が落ちてきたり、「むにゅ」という擬音の文字が動いたりと、細部までこだわった仕掛けが施されています。他にも会場のあちこちで大きな拍手や歓声が起こっていました。

共有会が終わると、キャンプ2日目で講演を行ったAmazon社員で「Team Ninja」のメンバーの山本雄介さんが再び登場。やや緊張した面持ちの山本さんが開口一番に「率直に言って、みんなすごいです!」と感想を言うと、会場は安心したような笑いでいっぱいになりました

「こんな風に動くものを作れるというのは、私が中学生や高校生の時には絶対にできなかったことです。ソフトの使い方やコードの書き方を3日間で学んで使いこなせるようになったのは本当にすばらしい。もしみなさんが制作の中で『楽しい』『面白い』と感じたポイントがあったならば、その部分をこれからも磨き続けてください。そうすればどんどん学ぶスピードが速くなり、今よりもっと楽しくなるでしょう」

学ぶ楽しさを知るプログラミングキャンプ
講評する山本さん

共有会には参加者の保護者の方々も見学に訪れました。今回が初参加という娘さんを持つ大林亮子さんは「たった3日間で、娘の大きな成長を感じました。未経験で初日は戸惑っていたのに、2日目になると家でプログラミングの実演をやって見せてくれて、のめり込んでいく様子がわかりました。またこういった機会があればぜひ参加してほしいです」と話してくれました。

今回のイベントは、Amazonによる中高生向けのIT教育プログラムを運営する「Life is Tech ! 」(ライフイズテック株式会社)への協力により、初めての取り組みとして行われました。

Life is Tech ! はSTEM教育のプロフェッショナル組織として、2010年の創業以来、全国でさまざまなIT・プログラミングのキャンプ・スクールを開催してきました。これまでにのべ36,000人の中高生が参加しており、国内最大、世界でも2番目の規模を誇るプログラムを提供しています。

学ぶ楽しさを知るプログラミングキャンプ
ライフイズテック株式会社 取締役の讃井康智さん

同社の取締役である讃井康智さんは「私たちのミッションは、学びによって中高生一人ひとりの可能性を最大限に伸ばし、彼・彼女らの人生を変えていけるような社会をつくることです」と言います。「Amazonはテクノロジーの力で世界を良い方向に進化させる事業を続けておられる会社です。そして私たちの使命は、その進化を持続的に可能にする人材を育てていくこと。こうして一緒にイベントを開くことができたのは、非常に大きな意味があると思っています」

Amazonのパブリック・リレーションズ本部長の金子みどりはこう話しました。「AmazonはSTEM(科学、技術、エンジニアリング、数学)教育への支援を積極的に行っています。STEMを子どもの頃から学ぶことは、今後社会で必要となるITスキルを身に付けることにつながります。今回のコラボレーションを機に、今後はよりSTEM教育支援の取り組みを広げていきたいと思っています」